はるいろ。

DDジャニオタ。アイドルの仕事に対する姿勢を尊敬しています

クリスマスイブに感じた日々徒然

クリスマスイブ。
私はカフェでひとり、パソコンと向かい合っている

頼んだお気に入りのラテを一口飲み、天を仰ぐ

それなりに毎日楽しくって充実しているし、
周りの人には恵まれていると思う
でもクリスマスを一緒に過ごすような相手はいないし、日々やることは山積みだ

目の前にはパソコンの画面
未だによく分からない数式がただ羅列されている


SNSを開けば、友達のデートかクリスマスパーティーの写真
その1つ1つが、人生楽しい!って訴えかけてくる

どこかで彼ら、彼女らを大変だなぁと思いつつ、どこかで自分も同類なのだろうなぁなんて思ってみたり

そうしてまた、パソコンの画面に向かうのだ



だが、周りを見渡せば、
スペースのおかげか、1人で作業をしている人たちばかりである

こういうとき、意外とみんなひとりなのだなぁと思う


となりの女子中学生2人組も

塾のテキストを開いて
テスト勉強をしているようだけど
私のほうをチラチラと気にしている


昔のわたしは、早く大人になりたかった

パソコンに表示された画面と向き合って、コーヒーを片手に作業している人を憧れの眼差しで見ていた

そうして、自分の開いている学校の教科書を恥ずかしく思ったものだ


彼女たちをそんな自分と重ね、
なんだか微笑ましい気持ちになる一方で、

気がつけばこんなに年を重ねてしまったのだなぁと切なくなる

まぁ、ただ寂しい奴だと思われているだけかもしれないが


世間はクリスマスイブである

私はいま、パソコンの画面と向き合っている

傍にあるのはブラックコーヒーではなくてラテだけど

日々気がついていないだけで、それなりに成長しているのかもしれない

来年の今日は、もう少し違った過ごし方をしていればいいなと思いつつ

まぁ来年も同じでも、自分らしくていいか、とも思う



後ろでは初々しいカップルが楽しそうに会話をしている

わたしは音楽が流れていないイヤホンを耳に差し込んでいる


こうして人生は動いていくのだなぁと思った